社会派ギャルゲーの名作「家族計画」

一人暮らしをしていた20歳の主人公を中心に、色々な理由で擬似家族形態を必要とした7人の男女が集まり、共同生活を送る中で「家族の絆」を築いていく内容。

共同生活をしていくうちに起こるいろいろな出来事の中での会話や行動におけるコメディ色が非常に強い。プレイしてて何度も吹きました。

 

しかし、各ヒロインのルートに入るとジーンとくる話ばかりで実に満足しました。プレイ時間は30時間ほどです。
学園モノでない、魔法も超常現象もない社会派ギャルゲーでここまで面白いのは無いかと。

 

巧みな文章と豊富な語彙からなるテキストが非常に秀逸。

画面を下から上にスクロールして長いセリフが出るシーンが特に笑えるのが多く、面白かったです。

 

キャラとしては毒舌かつ他人を素で完全に拒絶する青葉、超人的身体能力と家族計画を発案した張本人である寛がお気に入り。

青葉に関しては今あらゆるメディアで量産されいてるツンデレヒロインが安く見えるほどのツンとデレの振れ幅が大きいです。

 

総評

 

人は案外一人でも生きていけるし、結局自分の問題は自分しか分からない。

でも、ひとりで生きて行くには現実は厳しく、つらいことが多い。

だから人は群れ、仲間を作る。

人が生きていく上で一番大事なのは「絆」であるってことがテーマなんでしょうか?

シナリオライター自身は説教めいたことを言うつもりはないみたいですが。

とにかく、若本規夫演じる寛のギャグを見るだけでもかなり楽しめると思います。